サッカー元ブラジル代表アウベス、控訴審で無罪 性的暴行巡り

スペインの高等裁判所は28日、女性に対する性的暴行容疑で収監されたサッカーの元ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(41)に対し、証拠不十分で逆転無罪を言い渡した。
事件は2022年12月にバルセロナにあるナイトクラブのトイレで発生。
昨年2月の一審で禁錮4年6月の有罪判決が下され、アウベスはバルセロナ近郊の刑務所に収監された。
高裁はビデオ映像によって客観的に検証できる事実を巡って、原告の証言は信頼性に欠けるとし、「彼女が語ったことが現実に即していないことを明確に示している」とし、裁判官4人が全会一致で無罪と判断した。
アウベスの弁護士はスペインのラジオ局RAC1に「ダニエウ・アウベスは心から喜んでいる。彼は無罪だ、正義が勝った」とコメント。
アウベスはすでに保釈金を支払い釈放されていたが、裁判所が渡航禁止命令、接近禁止命令、賠償金の支払いを覆したことで、スペインを自由に出国できるようになった。
参照元:Yahoo!ニュース