ハマス、ガザ南部で政治指導者死亡と発表 イスラエルが空爆

イスラム組織ハマスの幹部によると、パレスチナ自治区ガザ地区の南部ハンユニスで23日未明、イスラエル軍が空爆を行い、ハマスの政治指導者サラー・アル・バルダウィル氏が死亡した。
イスラエル軍は18日、ガザへの大規模攻撃に踏み切ったが、軍事作戦は一段と激しさを増している。
ハマス系メディアは、空爆によりバルダウィル氏と妻が死亡したと伝えた。
イスラエル政府当局は現時点でコメントしていない。
イスラエルの戦闘機は23日未明、ガザ地区北部、中部、南部の複数の目標を攻撃、地域全体に爆発音が響き渡った。
ハマスは声明で、バルダウィル氏がいたテントにイスラエルのミサイルが命中、妻とともに祈りを捧げていた同氏を殺害したと非難。
「彼の血、そして彼の妻と殉教者たちの血は、解放と独立のための戦いを後押しし続けるだろう。犯罪者である敵は、われわれの決意をくじくことはできない」と強調した。
参照元:REUTERS(ロイター)