アマプラ、ドジャース日本開幕戦を独占配信「歴史に残る対戦」スポーツコンテンツ拡充狙い

アメリカの大リーグをイメージした画像

東京ドームで18、19日に行われる米大リーグ、ドジャースとカブスとの開幕シリーズを巡り、Amazon(アマゾン)が展開する定額制の動画配信サービス「Prime Video(プライム・ビデオ)」が開幕シリーズを独占配信することになった。

プライム・ビデオでは、大谷翔平選手らの活躍によって3回目の頂点に立った2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本戦を全試合配信するなど、近年はスポーツコンテンツの拡充に力を入れている。

特に日本人選手が多く在籍する米大リーグは、大きな魅力となっているようだ。

「歴史に残るカードを、プライムビデオでぜひお楽しみいただければ」

今年2月に東京都内で行われたプライム・ビデオの記者会見で、コンテンツ事業本部の石橋陽輔本部長は言葉に力を込めた。

プライム・ビデオでは15、16日のプレシーズンゲームについて、すでに配信を実施。

また、ドジャースとカブスとの開幕シリーズ2試合についても、独占配信することが決まった。

さらに、プライム・ビデオでは、スポーツ映像配信サービス「SPOTV NOW」とも連携。

プライム・ビデオのチャンネルで同サービスを視聴できるようになり、日本人選手が出場する予定の試合を中心に年間54試合を「SPOTV NOW」でライブ配信する。

プライム会員向けの見放題コンテンツとして米大リーグのレギュラーシーズンの試合をライブ配信するのは、今回が初めての試みだという。

プライム・ビデオは、日本国内では2015年からサービスを開始。

現在は240以上の国・地域に拡大するなど、動画配信サービスでは世界屈指の規模を誇る。

22年にはプロボクシングの世界戦など、スポーツのライブ配信を本格的にスタートさせた。

プライム・ビデオでは、スポーツコンテンツの拡充について「(プライム・ビデオを通じて)スポーツ観戦をすることが定着してきたとともに、ビジネスの側面では、ドラマや映画などではリーチできなかったお客さまにもプライム・ビデオを見ていただけるようになった」と説明。

「スポーツのライブ配信を始めたことで、新たな顧客グループを獲得することができた」という。

スポーツでは現在、ネットでの視聴が主流になりつつある。

参照元:Yahoo!ニュース