石丸伸二氏「居眠り」安芸高田市議会議員の妻の自死で「何かを言う立場にない」一部報道に言及

地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏(42)が14日、都内で会見を行った。
広島県安芸高田市の市長だった2022年6月の議会で居眠りしていた議員(当時)の妻が自死したと、一部のニュースサイトで報じられた件について見解を示した。
「一般的な話をします。自殺というものは故人においては悲しい出来事であり、社会において忌むべき事象です」と前置きした上で「個別のものに関しては、私はその方について存じ上げないので、何かを言う立場にないと思います」と語った。
元議員については面識はあるとした上で「配偶者は存じ上げてない中で、どういう事象があったかも私、知りませんので。何とも言いようがない」と続けた。
そして「前提の認識をそろえておきたい」と背景について言及。
「公人というものは批判を受ける対象となると思います。私人ではないので。一般の方とは違うので。ただし、誹謗中傷はいけない。当たり前です」と切り出した。
さらに「その観点で、私が行ったのは批判です」とした。ネット上の切り抜き動画で拡散されている「恥を知れ!」との言葉について、当該議員には「言ってません。あれは全く別のシチュエーションです」と説明。
「私が特定の個人について誹謗中傷した事実はないはずです」とした上で、その後は経緯の説明に時間を費やした。
石丸氏は広島・安芸高田市生まれ。
京大卒業後、メガバンク勤務を経て、2020年の市長選で初当選。
20年8月、買収事件で公選法違反に問われ実刑判決を受けた河井克行元法相から現金を受け取ったことを認めた前市長の辞職に伴う市長選だった。
昨年7月の都知事選では、現職の小池百合子氏に次ぐ約165万票を集め、次点だった。
参照元:Yahoo!ニュース