ライブ配信、スマホで広がり 場所・個人情報、特定の危険も

東京都新宿区高田馬場の路上で刺され死亡した佐藤愛里さん(22)は、動画配信アプリでライブ配信していたとみられる。
こうした人は「ライバー」と呼ばれ、スマートフォンだけで手軽に始められるため、利用が広がっている。
ただ居場所を特定されたり、個人情報を知られたりする危険が付きまとう。
ライブ配信は、編集済み動画・写真のアップロードと異なり、配信者が話しながらコメントで視聴者とやりとりをする双方向性が特徴だ。
配信の内容は雑談から、ゲームをしながら、スポーツや音楽ライブの同時視聴など多岐にわたる。
外を歩きながらの「散歩配信」もジャンルの一つだ。
広く普及しているユーチューブ、インスタグラム、TikTok(ティックトック)にもライブ配信機能があるほか、配信に特化したアプリも複数ある。
著名人でない一般の配信者でも、人気になると数万人のフォロワーがいる。
収益は、視聴者が購入する有料の「アイテム」。
配信中にアイテムを提供する「投げ銭」によって、視聴者は自身のコメントを目立たせることができる。
参照元:Yahoo!ニュース