武田薬品で希望退職680人、グローバル最適化や構造改革に伴い国内募集 米国でも削減の方針

武田薬品工業は3日、国内の従業員を対象に希望退職者の募集を行った結果、2月28日付で計約680人が退職したと発表した。
退職金を積み増したほか、希望者には退職後も転職活動支援を行うとしている。
希望退職の募集は昨年12月に行った。
国内のがん領域以外の営業部門と研究開発部門の一部で、2025年2月末時点で勤続3年以上の従業員が対象。
人数に上限は設けなかったが、営業部門で約570人、研究開発部門で約110人が退職した。
同社は昨年5月、グローバルで人員の最適化や調達コストの削減といった構造改革を行うと発表。
米国でも人員削減を実施する方針だ。
希望退職の費用も含めて、24年度に1400億円を計上する。
参照元∶Yahoo!ニュース