ハマス、人質6人を解放 停戦「第1段階」で約束の生存者すべて引き渡し
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パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは22日、イスラエル人の人質6人を引き渡した。
当初は3人の予定だったが、イスラエルとハマスが解放を早めることで合意していた。
イスラエル側は、拘束している602人のパレスチナ人を釈放する。
6人は20~40代の男性で、ハマスによる生存者の人質の解放は1月19日の停戦発効以来7回目。
停戦の「第1段階」で約束された生存者の人質はすべて解放されたことになる。
一方、ハマスは21日、20日にイスラエルに返還した人質女性の遺体が「別人」と指摘されたことを受け、改めてその女性だとする遺体を赤十字国際委員会(ICRC)に引き渡した。
地元メディアによると、遺体は本人と確認された。
ハマスは女性が軍の攻撃で死亡したとしているが、イスラエルはハマスらに殺害されたと主張している。
ハマスは22日の6人の解放を含めると、生存するイスラエル人の人質25人のほか4人の遺体を引き渡したことになる。
米ニュースサイト「アクシオス」によると、27日にはさらに4人の遺体を引き渡す予定だ。
停戦合意によると、1月19日から42日間とされる「第1段階」の停戦期間中にハマスがイスラエル人の人質計33人を引き渡し、イスラエルが拘束中のパレスチナ人約1900人を釈放することになっている。
参照元∶Yahoo!ニュース