日テレ福田博之社長、引退の中居正広氏へ「長い間頑張っていただいた。感謝の気持ちはストレートにお伝えしたい」

日本テレビ本社の外観を撮影した写真

日本テレビ福田博之社長の定例会見が17日、東京・汐留の同局で開かれ、先月23日に芸能界を引退した中居正広氏について言及した。

中居氏は日テレで2001年から「ザ!世界仰天ニュース」(火曜・後9時)にレギュラー出演していた。

昨年12月17日に中居氏側から現場サイドに雑誌取材を受けたとの報告があった。

その時点では取材内容がどういったものかは確認できておらず、同27日に中居氏がMCを務める「ナカイの窓 復活SP」は予定通り放送された。

年が明けた1月6日、局からの依頼で中居氏から直接説明を受ける場を設けた。

中居氏側からは「すでに守秘義務があるので事案の細かいことは話せない」「ご迷惑おかけしてすみません」などの話があったという。

トラブルの具体的な内容は聞けなかったが、局としてトラブルの存在は把握。

7日放送の「ザ!世界―」は出演シーンをカット、10日に出演見合わせ、15日に降板を発表する対応をとった。

一連の対応について、福田社長は「状況を把握したところで出演を見送ること、降板という形にした。間違ってなかったんじゃないかと思います」と問題なかったとの認識を示した。

中居氏に対しては「こういう形でもう引退されたわけですから、番組の出演っていうのはかなうものでもないですし、もう1度出てほしいということをご本人にお伝えするつもりはないですが、長い間頑張っていただきましたので、これに対する感謝の気持ちというのはそのままストレートにお伝えしたい」とコメントした。

中居氏は日本テレビで「ザ!世界―」のほか、「中井正広のブラックバラエティ」(2004~13年)、「ナカイの窓」(12~19年)の冠番組、野球関連特番や音楽特番のMCで出演していた。

参照元∶Yahoo!ニュース