ホテルのケータリング食べた11人がノロウイルスによる集団食中毒「下痢や嘔吐」など訴え 事業所の新年会で提供 2日間の営業停止命じる 大阪市

ノロウイルスをイメージした写真

1月末、事業所の新年会で「ホテル阪神大阪」のケータリングサービスの料理を食べた男性11人が、下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えた。

その後、市は調査したところ、「ノロウイルスによる集団食中毒」と判明したと発表した。

市はホテル宴会の厨房などに12日から2日間の営業停止を命じた。

大阪市によると、1月31日夕方に実施された事業所の新年会で、ホテル阪神大阪のケータリングサービスの食事が76人に提供されたという。

食事を食べた人のうち54歳~69歳の11人が、2月1日~2日夕方にかけて、下痢や発熱などの食中毒の症状を訴えたという。

提供された食事は、「オードブル、フォアグラのロワイヤル、トリュフ風味茸のクリームソース、国産牛のロースト季節野菜添え、ちらし寿司などだったという。

その後、2月4日にホテル阪神大阪より、保健所への届け出があった。

保健所が発症者10人の便を調べたところ、そのうち8人からノロウイルスが検出されたという。

また、調理者の2人からもノロウイルスが検出された。

保健所は発症者に共通していた食事が宴会で提供された食事以外にないこと、発症者などからノロウイルスが検出されていることから、ケータリングで提供された食事を原因とする「ノロウイルスの集団食中毒」と断定したと発表した。

これを受けて市は、ホテル阪神大阪の宴会調理を行う厨房などに対して12日から2日間の営業停止を命じました。

参照元∶Yahoo!ニュース