万博チケット「もう何でもありで必死に売る」機運盛り上げへあの手この手 ミャクミャクアニメやキティコラボ

大阪万博の外観を撮影した写真

4月に開幕する大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は10日、シンボルの大屋根(リング)や公式キャラクター「ミャクミャク」が登場する新たなPR画像や動画を公開した。

ミャクミャクのアニメ放映も発表し、課題になっている開催機運の盛り上げに活用する。

「ぜんぶのいのちと、ワクワクする未来へ。」のキャッチコピーが添えられている。

今月中旬からポスターやデジタルサイネージ(電子看板)として全国の駅や商業施設に掲示される。

動画は、ミャクミャクと人気キャラクター「ハローキティ」が共演し、万博の魅力をアピールする内容。SNSなどで発信する予定だ。

ミャクミャクのアニメは、3月3~6日の午後11時45分から、NHKで全国放映される。

タイトルは「はーい!ミャクミャクです」。

1話2分の全8話で、各日2話ずつの構成となっている。

35億年前に誕生したミャクミャクが「いのち」や「地球の未来」について誰かに話してみたくなり、街にやって来たという設定だ。

万博協会は10日、経済団体トップらでつくる機運醸成委員会を大阪市内で開いた。

前売り入場券の販売が1400万枚の目標に対し約774万枚(5日時点)にとどまっていることを受け、3月に予定していたPRの重点期間を1か月前倒しする計画を確認した。

石破首相が導入を表明した、会場で購入できる「当日券」についても議論された。

委員長を務める関西経済連合会の松本正義会長は終了後、「もう何でもありで、必死にチケットを売る。色んな手を打っており、開幕が近づけば皆、行きたいという機運になってくる」と述べた。

参照元∶Yahoo!ニュース