米高官、ウクライナの戦闘終結巡る協議は今週 米番組で見通し示す

トランプ米政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めるマイク・ウォルツ氏は9日のNBCの番組で、ロシアとウクライナの戦闘終結を巡り、今週、本格的な協議に入るとの見通しを示した。
ウォルツ氏は、「すべての関係者を交渉のテーブルに着かせ、この戦争を終わらせる必要がある」と述べ、早期停戦に意欲を示した。
ウクライナが求める停戦後の「安全の保証」を巡っては、「欧州諸国がこの紛争を自ら引き受ける必要がある」と述べ、ロシアの再侵略を防ぐ「安全の保証」は欧州が担うべきだとの考えを示した。
ウォルツ氏は、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領との電話会談について問われ、「(米露間で)多くのデリケートな話し合いが行われている」と語った。
詳細については回答を避けた。
トランプ氏はニューヨーク・ポスト紙による7日のインタビューで、プーチン氏と電話会談したことを明らかにしていた。
参照元∶Yahoo!ニュース