「壊滅に近い…」最強寒波で農家悲鳴 風雪で「特産・白ネギ」約15万本の葉が軒並み折れてしまう被害

寒波をイメージした写真

厳しい冷え込みが続き、各地で大雪となっている。

山陰地方では、6日の日中は一旦雪の降り方が弱まったが、7日未明から再び大雪となる見込み。

そして、大雪となっている山沿いでは今、鍋には欠かせない、あの野菜が大きな打撃を受けている。

畑の白ネギが軒並み折れてしまっている。

鳥取県で白ネギの生育を行っているD’sプランニング。

大山町にあるこちらの畑には、3月ごろの収穫を控えている白ネギが約15万本植えられているが、今回の寒波による風雪で葉がほぼ折れてしまい、壊滅状態となってしまった。

D’sプランニング 梅林千裕 専務取締役「雪の影響は多少あるけど、やっぱり風が強くて、17メートルくらいの風が吹いたので、ほぼほぼそれでやられてしまいました」

白ネギは雪に埋まると甘みが増すとも言われるが、葉が折れている状態では、出荷価格に影響が出るとのこと。

できる限り良い状態のネギを届けるために、本来の収穫時期よりも1か月ほど収穫を遅らせるなどして、白ネギの葉が復活するのを待つしかないと言う。

D’sプランニング 梅林千裕 専務取締役「雪がとけた後に、消毒をしたりしっかり管理をしていけば、収穫時期はずれて遅れるかもしれないけど、その時までにはなんとか、それがどこまでとれるかはわかりません。壊滅に近いけど何とかすると…」

参照元∶Yahoo!ニュース