米ファンド、フジ日枝氏の辞任要求 「独裁者が40年近く支配」

フジテレビをめぐる一連の問題で、大株主の米ファンドが3日付で、日枝久・取締役相談役の辞任を求める書簡を送付した。

書簡は日枝氏が「取締役会について完全な支配力と影響力を保持している」と主張し、企業統治の「機能不全」を指摘。

「なぜ一人の独裁者が40年近くも、この巨大放送グループを支配することが許されてきたのか」とフジ側を厳しく批判している。

日枝氏は約40年にわたってフジの経営陣にとどまっており、現在はフジテレビと親会社のフジ・メディアHDの取締役相談役を務めるほか、フジサンケイグループの代表でもある。

フジ・メディアHDあてに書簡を送ったのは、ダルトン・インベストメンツ。

元タレントの中居正広さんのトラブルを発端とするフジテレビの問題で、ダルトンが書簡を送ったのは3通目となる。

参照元∶Yahoo!ニュース