コンゴで紛争激化、5日間で死者700人超え

コンゴ民主共和国の国旗を撮影した画像

アフリカ中部のコンゴ民主共和国東部で戦闘が激化し、1月26~30日の5日間で700人以上が死亡、2800人が負傷した。

国連のデュジャリック報道官が明らかにした。

世界保健機関(WHO)とその提携先が評価した結果だとし、死傷者は今後も増えることが予想されるという。

さらに支援団体の事務所や倉庫への略奪も広く横行していると、デュジャリック氏は付け加えた。

東部の最大都市ゴマは27日、反政府武装組織「3月23日運動(M23)」などの反体制連合の支配下に落ちた。

反体制派がCNNに明らかにした。

これらの集団は過去数週間で立て続けに支配地域を拡大している。

コンゴ政府はルワンダがM23の背後にいると非難。

M23などによるゴマの制圧は否定したが、同市が包囲されていることは認めた。

コンゴのチセケディ大統領は29日、鉱物資源の豊富な東部を抑える反体制派連合に対し、「強力かつ組織的な対策」を講じることを約束した。

国連のラクロワ平和活動担当事務次長は31日、記者団に対しゴマの状況は依然として緊迫していると説明。

散発的な銃撃が起きているとしながらも、市全体では徐々に平静を取り戻しつつあると述べた。

専門家らは、紛争の混乱によりゴマの住民が基本的な必需品の不足や疫病蔓延(まんえん)のリスクに直面すると再三にわたって警告してきた。

国連人道問題調整事務所(OCHA)は31日、ゴマでは安全な飲料水へのアクセスが遮断されていることを確認した。

デュジャリック氏によれば住民は、湖から入手した未処理の水を使うことを余儀なくされている。

緊急的な措置が講じられなければ、水系感染症が発生するリスクは高まる一方だという。

参照元:Yahoo!ニュース