“今季最強の寒波”に警戒!積もったら毎回大混乱 週末は東京でも積雪の可能性も

雪の景色を撮影した画像

31日も各地で大雪となった。

来週には今季“最強寒波”がやってくるため今から警戒が必要だ。

さらに、2月2日には東京都心でも雪の予報となっている。

どの時間帯にどれほど降るのだろうか?

気象予報士 森田正光さん:2月というと先のように感じますが、今週の日曜日です。

31日(金)、日本列島の西側で雲が発達し始め、低気圧ができてきました。

2日(日)午前9時には低気圧が四国の南にあり、これが東に動いてくるので、関東でも雪が降るタイプの気圧配置となります。

雨と雪の予想です。

まず、西日本で雨が降り出し、標高の高い山間部などは雪になります。

首都圏は日曜日の明け方ぐらいから雨雲、もしくは雪雲が北に上がってきます。

気象庁はさきほど、東京23区で最悪の場合3センチ積もるという予報を出しました。今後の情報によっては切り替えることも考えられるということです。

東京で積雪3センチといえば大きな影響が出ますが、今のところ、そこまではいかないのではないかという考えです。

日曜日の低気圧が抜けた後、実はすごい寒気がやってきます。2月5日(水)は太平洋側ではなく、日本海側で大雪になりそうで、今季で一番強い寒気がやってくる予想です。

日比キャスター:1月の3連休も今シーズン最強寒気とお伝えしましたが、それよりも強いですか?

森田さん:そうですね。来週半ばにやってくるのは、今季最強ということになりそうです。

31日の関東は晴れのち曇りという感じで、昼間の方が晴れていると思います。

最低気温は2℃くらい、最高気温が10℃以上なので、まだ気温としては高めです。

日比キャスター:大阪でも気温は低めの予報ですね。

森田さん:土日に関しては、低気圧の影響で雨です。

この低気圧が抜けた後、西日本にも今シーズン一番強い寒気が入ってきます。

東京は、日曜日の明け方から午前中に雪の予報がついていますが、この雪が、最悪の場合3センチということです。

日比キャスター:2月は雪・寒気に注意したスタートになっていきそうですね。

過去の東京の雪について調べてみました。

▼2024年2月5日<積雪8センチ>
・首都高など通行止め
・車のスリップが多発

▼2018年1月22日<積雪23センチ>
・帰宅時間帯を直撃、バス停に長蛇の列
・電車の運転見合わせなど駅では入場規制も

この時も「降るかもしれない」と言われていましたが、20センチほども積もるなんて…という予報だったんですよね。

森田さん:雪というのは本当に難しく、実は2024年の8センチというのも、最初はそれほど積もらない予想でした。それが蓋を開けたら積もってしまったので、本当によくわからないというのが正直なところですね。

日比キャスター:予報はあれど、どうなるかわかりませんから気を緩めてはいけませんね。

ハロルド・ジョージ・メイさん:備えあれば患いなしですから。スタッドレスはつけていませんが、チェーンだけはいつも車に置いています。いざというときはつけて、邪魔にならないよう動かすだけでも出来るようにしています。

日比キャスター:受験シーズンも本格的にスタートしています。

▼文化学園大学杉並中学校(東京・杉並区)
受験日2月1日〜4日
・積雪に備えて融雪剤を準備
・交通機関の乱れを想定し遅刻者用の受験会場を準備

今後の東京周辺の天気を詳しく見ていきます。

31日(金)午後10時〜1日(土)午後4時までは雨雲・雪雲はありませんが、午後5時ごろから、低気圧の影響を受け始めます。

2日(日)は午前3時ごろから雲がかかり始めます。

山内キャスター:箱根の辺りは結構降りそうですね。

森田さん:南から北に上がってきますから、伊豆半島の箱根、神奈川県の西部では雪のところもあると思います。

日比キャスター:2日(日)午前7時から東京都にも雲がかかってきます。

森田さん:気象庁の一番新しい見解では、都心部でも3センチぐらい最悪の場合積もるかも知れないとしています。

しかしその後、みぞれに変わるので大きな交通障害はないと考えています。

実は一番我々が頼りにしてるのは複数モデルの予測「メテオグラム」です。

東京で雪が降るか51のコンピューターの計算方法で予測したデータになります。

それによると、2割ぐらいの確率で雪になるということです。

参照元:Yahoo!ニュース