トランプ氏、FRBに利下げ要請の姿勢 「世界中で金利下がるべきだ」

ホワイトハウスの外観を撮影した画像

トランプ米大統領は23日、スイスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)にオンラインで参加し、米連邦準備制度理事会(FRB)に利下げを求める考えを示した。

トランプ氏は「すぐに金利を下げるよう要請するつもりだ。そして世界中で金利は下がるべきだ」と述べた。

市場は、FRBが1月28、29日に開く会合で4会合ぶりに利下げを見送るとの見方を強めており、実際にトランプ氏が要請すれば市場の波乱要因となる。

一方、トランプ氏は「米国で製品を生産する企業は減税の恩恵を受けられる一方、米国外で製造する企業は関税を支払う必要がある」と述べ、関税引き上げを示唆することで海外企業に対し、米国に生産拠点を移転するよう促した。

参照元∶Yahoo!ニュース