口コミで広がった「だし道楽」自販機 いまや北海道から沖縄まで

だし道楽の社長を撮影した画像

引用元:Yahoo!ニュース

焼きあご(トビウオ)が500ミリリットル入りのペットボトルに丸ごと1匹入った万能調味料「だし道楽」が主力商品の二反田醤油(しょうゆ)(広島県江田島市)。

自動販売機での販売で売り上げを伸ばす。

自販機の設置は広島やその周辺だけと思いきや、北海道から沖縄まで全国に展開しているようだ。

現在、25都道府県に計約190台を置いている。

年間販売約50万本のうち、約6割が自販機によるという。

第1号機は2007年、呉市で同社が営むうどん店前に、営業時間外でも買えるようにと置いた。

二反田圭児社長(39)は「商品の見た目のインパクトと相まって話題となり、口コミで広がるようになった」と語る。

自販機にはPR用の看板としての役割も期待する。

遠くからでも目立つように大きな「だし道楽」の文字を左右、背面に入れている。

「7から8倍で薄めてうどんだし」などと使用例を紹介している機種も。

外国人の多い大阪市や横浜市に置いた約10年前からは、ジュースと間違って飲まないよう英語で注意書きを入れている。

広島県内の自販機では、厳選した焼きあご、昆布、宗田節を使った限定商品「だし道楽プレミアム」を販売。

二反田社長は「素材が希少で大量に作れないので、レア商品となっている。広島のお土産にどうぞ」と呼びかける。

参照元∶Yahoo!ニュース