トランプ氏の「外国歳入庁」設立案、イエレン財務長官が疑問呈す
イエレン米財務長官は15日、トランプ次期大統領が関税徴収のための新政府機関の設立を計画していることについて、既存の機関と重複するものであり、経費節減につながる可能性は低いとの見方を示した。
トランプ氏は14日、関税や税金のほか、外国からの全ての歳入を徴収する「外国歳入庁」を創設すると表明した。
イエレン氏は「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」の収録で、「外国歳入庁」設立計画に疑問を呈した。
「米国の納税者のためにお金を節約しようとしているのなら、重複する機関を設立するのは良い第一歩とは思えない」と語った。
参照元∶REUTERS(ロイター)