気象庁、「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)」で会見「今回の地震で南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではなかった」
気象庁は13日、午後9時19分ごろに宮崎県・日向灘で発生した最大震度5弱、マグニチュード6.9の地震について、評価検討会を行い、「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)」を発表した。
南海トラフ巨大地震が発生する可能性について、現状ではこれが高まったとは言えないという調査結果が出たというもので、14日に行われた会見では「今回起こった地震は、南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではなかった」と説明した。
その上で、「いつ南海トラフでは地震が発生してもおかしくないことに留意をしていただき、日頃からの地震への備えを確実に実施していただくということをお願いしたい」と呼びかけた。
参照元∶Yahoo!ニュース