量子コンピューティング株急落、「実用化は20年先」とエヌビディアCEO

株価の変動をイメージした写真

量子コンピューティング関連株が8日の取引で急落した。

米半導体大手エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)がアナリストの会合で、量子コンピューターの実用化は約20年先となる公算が大きいという見通しを示したことが嫌気された。

ファンCEOは「非常に有用な量子コンピューター」の実用化について、「15年後と言えばおそらく早い方で、30年なら遅いだろう。20年先と言えば、多くが納得するだろう」と述べた。

リゲッティ・コンピューティング、Dウェーブ・クアンタム、クアンタム・コンピューティング、イオンQ は軒並み30─40%強急落。

時価総額にして計80億ドル相当を消失する見通し。

参照元∶REUTERS(ロイター)