アルコール飲料の発がんリスク、ラベルに明記を 米公衆衛生局長官

ビールを撮影した画像

米国公衆衛生局のマーシー長官は3日、アルコール飲料のラベルについて、がんの発症リスクを明記すべきとの見解を示した。

アルコール業界に対する、より厳格な規制への移行を示唆する可能性がある。

マーシー長官はアルコール摂取は乳がん、大腸がん、肝臓がんなど、少なくとも7種類のがん発症のリスクを高めるが、大半の米消費者がそのリスクを認識していないと指摘。

また、アルコール摂取量の制限に関するガイドラインの見直しを求めた。

これを受け、株式市場では飲料メーカーの株価が下落。

午前の取引で英酒造大手のディアジオが3.8%、仏蒸留酒大手ペルノ・リカールが3.1%、米アルコール飲料大手コンステレーション・ブランズが1.3%超、それぞれ下落している。

参照元:REUTERS(ロイター)