「部下を休ませたかった」 夜勤肩代わりした課長ら処分 呉市消防局で不適切な給与242万円

消防局の職員をイメージした写真

広島県呉市消防局は24日、勤務実態のない職員11人に不適切な給与計242万円が支払われたとして、上司の承認を得ずに部下の夜勤を肩代わりした課長職男性(57)たち3人を減給などの懲戒処分とした。

消防総務課によると、課長職男性は昨年5月から今年1月までの間、勤務交代を決める権限がないのに数十回、部下の夜勤を引き受け、部下が勤務したように報告した。

不適切な発言などもあり減給10分の1(6カ月)とした。

男性は「部下を休ませたかった」などと話しているという。

同様に夜勤を肩代わりした課長補佐職男性(50)と一般職男性(63)も減給10分の1(1カ月)と戒告とした。

管理する立場の副部長職男性(60)は訓告とした。

勤務していないのに払われた給与は全額返還させる。

参照元∶Yahoo!ニュース