ロシア西部前線で北朝鮮兵30人死傷か、ウクライナや米当局が指摘

ロシアと北朝鮮の国旗を撮影した写真

ウクライナ国防省情報総局は16日、ウクライナが越境攻撃をしているロシア西部クルスク州の前線付近で、ロシア軍と共に戦っている北朝鮮兵少なくとも30人が週末に死傷したと指摘した。

ゼレンスキー大統領は14日、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州で、大量の北朝鮮兵士が戦闘に投入され始めたと述べていた。

情報総局によると、北朝鮮兵の死亡または負傷はクルスク州のプレホボ村、ヴォロジバ村、マルティノフカ村付近で確認されたという。

ウクライナの通信社は、「兵士の喪失を受け、ロシアはクルスク州での戦闘継続に向け、特に北朝鮮の部隊から新たな要員を突撃隊に補充している」と根拠を示さず伝えた。

米国防総省のライダー報道官も記者団に対し「北朝鮮兵士がクルスクで戦闘に参加したと判断しており、死傷者が出た兆候もある」と明らかにした。

死傷者数の詳細は把握していないとした。

参照元∶Yahoo!ニュース