衆院政倫審、萩生田氏出席で開催の方向で調整 「政治とカネ」早期区切り目指す
自民党の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、自民が衆院政治倫理審査会(政倫審)での弁明をしていない萩生田光一元政調会長が出席する政倫審を開催する方向で調整に入った。
開会中の臨時国会で参院での政倫審開催の話が進む中、自民は衆院でも政倫審での弁明を行い、「政治とカネ」の問題に早期に区切りをつけたい方針だ。
複数の関係者が5日、明らかにした。
不記載事件を巡る衆院政倫審は今年開かれたが、出席したのは西村康稔元経済産業相ら数人にとどまっており、先の通常国会で衆院政倫審は野党が申し立てた未出席者を審査対象にすることを議決した。
政倫審を巡っては、参院では未出席の自民の参院議員27人が出席の意向を示している。
ただ、そのうち23人が非公開での開催を希望しており、野党の追及が強まる可能性もある。
令和6年度補正予算案の審議など国会日程が不透明な中、衆院政倫審の開催の実現は見通せていないが、自民幹部は「開催に向けて具体的に動いている状況だ」と説明した。
参照元:Yahoo!ニュース