ロシア前大統領、「ウクライナへの核兵器移転議論」の米国に警告
ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は26日、米国がウクライナに核兵器を供与すればロシアへの攻撃と見なし、核による対応の根拠となり得ると述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が先週報じたところによると、複数の匿名の西側当局者はバイデン米大統領がウクライナに核兵器を提供する可能性があると示唆。
ただ、そうすれば深刻な影響をもたらすとの懸念があるという。
メドベージェフ氏はテレグラムに「米国の政治家やジャーナリストはウクライナへの核兵器移転の結果について真剣に議論している」と投稿。
ロシアの改定された核ドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の下、「実際の移転はわが国への攻撃という既成事実に等しい」とした。
参照元:REUTERS(ロイター)