鎌田大地、人種差別被害に初言及 自身は気づかずも 「移動している時に電話がかかってきて」
森保一監督率いる日本代表は11月13日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地インドネシア戦に向けて練習。
クリスタル・パレスMF鎌田大地は、現地時間9日のフラム戦で人種差別を受けたと発表された件について初言及した。
フラム戦に先発した鎌田は後半31分、足裏タックルで一発退場に。
その後、ピッチを去ろうとした際に人種差別被害を受けたという。
一方、鎌田本人は「僕は全然知らなくて、移動している時にちょうど電話がかかってきて言われたんですけど、僕自身何も知らなかったし、聞いてもいないし」と状況を説明した。
さらには「ただ、プレミアリーグ自体が人種差別に対してはすごく反対的な意向っていうのは示しているので、そういうのはもちろん良くないと思いますけど、僕たち選手はある程度もうピッチに入ったら散々言われてきているし今まで。僕自身は聞いてもいないので、全然知らなかったんですけど」と話した。
クラブ関係者からの電話の内容については、「英語で言われたのであまりわからなかったんですけど、とりあえず何かそういうことがあったっていう風に言われて。そういう表明を出すっていうのを言われて。自分自身何か聞いたかっていうのは聞かれましたけど、今と同じように何も聞いていないと答えました」とした。
その後、クリスタル・パレスは公式サイトで声明を掲載。
「クラブはいかなる虐待にも一切容認せず、加害者として特定された者に対しては最大限の措置を講じる」などと強く抗議し、対応を発表していた。
参照元∶Yahoo!ニュース