ゆうちゃみ、ギャルに見た目は関係ない 大切にする生きざま「言ったことに責任を持つ」
タレントでモデルのゆうちゃみが、10月30日にデビュー曲『あなたに捧げる応援歌』を配信リリースし、歌手デビューした。
同曲は、シンガーソングライター・HIPPYの代表曲を女性目線でリメイクカバーした応援ソングで、かねてより「歌手になることが夢」と語っていた、ゆうちゃみにとって念願が叶った形に。
そこで、今やバラエティー番組には欠かせない「令和の白ギャル」と称される“売れっ子”にENCOUNTがインタビュー。
アーティスト活動、ギャルとしての信条など彼女の本音に迫った。
ゆうちゃみのバキバキ腹筋が「綺麗すぎる」――モデルからキャリアをスタートして、今ではタレントとしてお茶の間には欠かせない存在になりました。
また、役者としての活動も始め、今回歌手デビューとマルチな活躍です。
「どれも自分やと思ってます。バラエティー番組は、ただただ楽しい場所です。それまでどんだけ気分が落ち込んでいても、『5秒前、4、3、2、1』って聞いた瞬間に全てを忘れられるんです。仕事やけど自分らしくいれる場所やと思います。お芝居もすごくやりがいを感じます。やっぱり自分じゃない人を演じれる面白さを感じています。これからもオファーをいただけたらどんどんチャレンジしたいです」
いろんな活動をする上で大切にしていることは。
「もう度胸やと思います」
役者についてはどう考えますか。
「もちろん、主役をやれる人になりたいです。『ドクターX』の大門未知子さんみたいな存在を目標に頑張ります。有言実行? 『令和の白ギャル』ですから(笑)。でかい存在になりたかったら、目標も一番上を目指さないと届かないと思っているので。それが『ギャル魂』やと思います」
NHK連続テレビ小説『おむすび』がきっかけでギャルが脚光を浴びている。
「令和の白ギャル」と称される、ゆうちゃみさんの「ギャル3か条」があれば教えてください「なんやろな(笑)。
『ポジティブマインド』『自分の軸はぶれない』『やりたいことは全部やる』かな。
あとは『気持ちで頑張る』『仲間と助け合って頑張る』とか、みんな頑張るばっかりやな(笑)」
特にギャルとして大切にしているところは。
「生きざまですね。見た目は関係ないです。ハッキリものを言う分、ちゃんと言ったことに責任を持つことは大切やし、それこそいい加減なこと言わないです。だから、むしろギャルの方が正直やと思います。あとは貫く気持ちですね。何歳になっても、ママになってもおばあちゃんになっても『ギャル魂』は、変えちゃいけないと思います」
ご自身は世代に関係なく交友関係も広いですよね。
コミュニケーションで大切にしていることは。
「『会った人を笑顔にする』のは大切にしています。後は『気にせずガンガンしゃべる』かな。大事なのは、友達に年齢は関係ないし、誰が偉いとかそういうのも関係ないです。その人の良いところをしっかり見つけて、興味を持ったら自分から積極的に話しかけるようにしています」
歌手デビュー曲『あなたに捧げる応援歌』の歌詞には「負けそうな時は思い出してよ 過ごした日々をこれまでの足跡」といった、困難に立ち向かう大切さも込められている。
「そうなんです。もともと私の心に刺さった曲なので共感するところがばかりなんです。やっぱりポジティブで居続けることって大事なんですけど、芸能界デビューの時と比べたら、ありがたいことにすごくいろんな期待をしていただく機会が多くなり、プレッシャーもその分、大きいんです。そんな時に歌詞にある『どこに向かってんのか分かんない そんな時もあるさただ走り抜けろ』(『君に捧げる応援歌』の歌詞)って言葉に出会って『せやな』って励まされました」
自身に歌った応援歌でもある、と。
「そうです。普段はポジティブで元気というイメージがあるんだけど、『歌だけは素直でいたい』と思います。もちろん、どこでも自分は素なんやけど、歌は、もっと深いところの自分とこれから向き合い合いたいと思ってます」
では、困難の乗り越え方についてはどう考えますか。
「私は結構、家族に助けてもらってここまできました。ママは芸能界のことは知らないけれど、ギャルやから(笑)。ずっと私や妹に寄り添ってくれて、何があってもいつもプラス思考で持ち上げてくれるんです。ほんま『ママは偉大や』って思います。妹も同じところに入ってきて、『お姉ちゃんやから頑張らないと』って逆にパワーをもらってます。助け合いはすごく大事やし、困った時は『助けて欲しい』と言葉にするのも大事やなって思います。それこそ周りに笑われたり、いろいろあるかもしれないけど、『そんなん気にせえへんで』て力をくれる曲です」
SNSにたくさんのファンがいますが、同時にアンチな意見や時には誹謗中傷もあると思います。
「私も『気にせえへん』と言いつつ、アンチな人のコメントや誹謗中傷を見たら結構傷つくんですよ。ギャルというキャラなんで結構ディスられることも多いです。最近はコメンテーターみたいなことをやって、世間の事に色々コメントとかもさせていただいているので、めっちゃプレッシャーですよ(笑)。でも、気にしない。傷つくけど、『私はサンドバックになるんで言いたいだけ言ってこい』って感じです。コメントを送ってきた人を見ると、アイコンもないし、名前も本名やないのばかりで、『きっと自分の弱い部分を隠して強く見せようとしてるだけやん』って思うから。『私の曲を聴いて前向きになって』って言いたいです」
同じように誹謗中傷に苦しんでいるファンがいたら何と声を掛けてあげますか。
「それで言うと妹がそうなんです。やっぱ私と比べられるから。でも、人と比べる必要なんてないし、そういうアンチな人は自分の人生とは別の場所から言ってくるだけやから。『自分の人生の主役は私や』っていう気持ちが大事やと思います。だから『周りを気にしないで自分のやりたいように人生を作っていって』って言ってあげたいです。」
大切にしている言葉は。
「『何とかなる』(笑)。だって今まで何とかなってきたから。これからも『何とかなる』だけでやっていきます」
最後に最近のオフの過ごし方を教えてください。
「最近特に『オンとオフの切り替えは大事やな』って思います。でもオフは『お酒飲んで寝ること』くらいです。お酒が大好きなんで家でママと晩酌したり、一緒に近くの焼き鳥屋さんに行ったり。お酒は何でも好きなんですけど特に今は焼酎が好きなんです。なのでいつか全国ツアーをやる時は、全国のおいしいお酒を楽しみたいです」
参照元∶Yahoo!ニュース