“二礼二拍手一礼”に宮司怒り なぜ? 礼儀正しい参拝者じゃなかった

神社の参拝している人をイメージした画像

 “二礼・二拍手・一礼”。

礼儀正しい参拝客と思いきや、その行動に宮司が怒っている。

広島県内の神社。

男が現れ、参道を通り拝殿へ。

参拝客だろうか。

しかし数分後、参道をショートカットし、小走りで神社を去った。

男は拝殿で何をしたのか。

「二礼・二拍手・一礼」の作法。

男も頭を下げ、かしわ手を打つ。

そして、ものすごく深々とした一礼。

この行動に宮司は…。

宮崎神社 井口貞春宮司「手をたたいて、お参りしているような所作が…頭下げるついでのように、さい銭箱の裏側とか中をのぞき込んでいる」

さい銭箱をのぞき込んでいる…。

その後、男はさい銭箱を離れ、キョロキョロと周りを警戒。

そして再び、さい銭箱の前へ。

手を伸ばし、ゴソゴソと取り出したのは白い封筒だ。

男は参拝客を装った“さい銭泥棒”だった。

宮崎神社 井口貞春宮司「血の気が引くような思いという…。神様にお供えする前に盗まれてしまい大変、申し訳ないという思いが大きい」

神社によると、盗まれた金額は数千円で、男の年齢は60代から70代くらいだという。

警察は窃盗事件として捜査を進めている。

参照元:テレ朝news