ウクライナ大統領、ロ西部の戦線維持と表明 東部戦況「厳しい」

ロシアとウクライナの国旗を撮影した写真

ウクライナのゼレンスキー大統領は12日夜のビデオ演説で、ロシア西部クルスク州のウクライナ軍陣地がロシア軍の攻撃を受けたが戦線を維持していると述べた。

ロシア国防省は11日、8月にウクライナ軍の越境攻撃を受けたクルスク州で2つの村を奪還したと発表した。

ゼレンスキー大統領は「クルスク州でロシア軍の攻撃を受けたが戦線は維持している」と述べた。

ロシア軍が一部占領している東部ドネツク州と東南部ザポロジェ州については、ロシア軍の攻勢で「非常に厳しい状況」だとした。

ロシア国防省は11日、ドネツク州の需要な目標クラホフに近い村を占領したと発表した。

ウクライナは村の喪失を認めていないが、軍事ブロガーはこの地域でロシア軍が進軍していると指摘した。

参照元:REUTERS(ロイター)