引越し先にムクドリの大群 深夜も大音量 住民困惑「寝不足で再引越しも覚悟」

引越し後に新居で生活している人

埼玉県春日部市で、住宅街の上を大量のムクドリが飛び回っている様子が撮影された。

付近に2週間前に引っ越してきたという住民が「長くは住めない」と話した。

住宅街に響き渡る、耳をつんざくような鳴き声。

彼らが寝床としているのは、埼玉県春日部駅から徒歩数分の住宅街の一角、マンションなどに囲まれた公園だ。

近隣住民

「(Q.鳴き声とかどうですか)うるさいよ!!」
「(今の気温なら)クーラーいらないでしょ、ちょうど」
「(Q.窓を開けてると鳴き声が?)聞こえる。こっち来るとうるさいこと」

公園前の生花店の店主

「何十万羽っているんじゃないですか。空が見えないくらいいっぱいいる。ずーっと」

日中はなんら変わりない普通の街ですが、空がうっすらと暗くなり始めた午後5時、どこからともなくやってくるムクドリの群れ。

次々とやってきては群れ同士が合体し、さらに巨大な群れになっていく。

騒音を撒き散らしながら、我が物顔で縦横無尽に飛び回るムクドリ。

この騒音は本来なら寝静まる時間の住宅街に鳴き声が響く。

ムクドリにとって時間はお構いなしといった様子で、このまま朝まで騒音が続く。

示し合わせたかのように、木から電線に飛び移るムクドリ。

すると、飛び立ったかと思うと、一瞬で霧のように消えていった。

ムクドリは悲鳴のような鳴き声を上げ、空を覆い尽くした。

そして、先ほどの光景が夢だったかのように、住宅街にはようやく静寂が戻った。

公園の目の前にあるマンションの住民はこのように話す。

近隣住民

「鳴いてますね」
「(Q.空を覆ってますね?)そうです。真っ暗になってしまうんです」
「(Q.見ててどう?)怖いです」

マンションの4階に住んでいるため、ちょうど目線の高さに電線や公園の木があり、ムクドリの群れがすぐ目の前を通り過ぎる。

近隣住民「(Q.鳴き声もすごいですね?)窓を閉めてても聞こえるので、厳しいですね」

室内で窓を閉めた状態の騒音レベルは60デシベル近くで、これは1メートルの距離で掃除機をかけている時の音に相当する。

この騒音が一晩中続くため、住民は生活に支障が出るほどの騒音に悩まされている。

近隣住民

「(Q.寝られますか?)あまり寝られないです。(1日の睡眠時間は)4、5時間ですかね。気になっちゃうので」
「(Q.いつからここに?)まだ引っ越して、そんなに経っていないんですけど」
「(Q.引っ越したばかり?)そうです。2週間くらい前ですけど」
「(Q.この状況は知ってた?)いや知らなくて。ここを(内見で)見に来たのが日中だったので、こんなになっているとは思ってなくてびっくりしてます」

ムクドリが集まるのは夕方から朝にかけてだ。

そのため、日中の内見では気付くことができなかった。

近隣住民「(Q.最初見たときの気持ちは?)ほんとに『え!!』みたいな。びっくりですね。こんなに集まってくるなんてって感じです。ショックというか、何とも言い難い」

引っ越し後に初めて目の当たりにしたショッキングな光景だ。

近隣住民

「(Q.部屋を借りる際、管理会社などからムクドリがいることは案内あった?)特になかったです」
「(Q.入居してから分かった?)そうですね」
「(Q.先に知りたかった?)そうですね。知ってれば(入居を)考えたかなというところですね」

住民は引っ越したばかりで、すぐには転居することができないという。

近隣住民「がんばって1年くらいは耐えようかなと考えています。長年は厳しいと思います」

参照元∶Yahoo!ニュース