自民・石破総裁 菅前総理を副総裁に起用の意向固める
自民党の石破新総裁は菅前総理を党の副総裁に充てる意向を固めたことが関係者への取材で分かった。
けさ、民放やNHKの報道番組に出演後、東京・赤坂の議員宿舎に入った石破総裁は、あすの党4役、そしてあさっての組閣人事に向け側近議員らと協議をおこなっている。
こうした中、複数の関係者によると、石破氏は菅前総理を麻生氏に代わる党の副総裁に充てる意向を固めたという。
菅氏は公明党とのパイプも太く、安定した政権運営に向け、石破氏は菅氏の協力を得たい考えだ。
また、閣僚人事では林官房長官を続投させるほか、石破氏の側近である赤沢財務副大臣を初入閣させる方向で調整している。
一方、総裁選の決選投票で石破氏に敗れた高市経済安全保障担当大臣は石破氏から党の総務会長を打診されたが、“私より入閣したことがない高市陣営の議員を処遇して欲しい”と話し、打診を断った。
自身は「閣僚を打診されても受ける予定はない」としていて、要職への起用は見送られる見通し。
このため、他の人事にも影響が出ていて、石破氏は党4役や組閣人事の人選を急ぐことにしている。
参照元:Yahoo!ニュース