ダブル台風 関東などへの影響は 台風18号は2日～3日頃 強い勢力で沖縄に接近か
台風が相次いで列島に接近。台風17号は10月1日(火)から2日(水)にかけて関東の東や三陸沖を進む予想。
台風18号は強い勢力で、10月2日(水)～3日(木)頃に沖縄に接近するおそれ。
接近前から高波に注意してほしい。
台風17号は、今日29日(日)午前3時現在、小笠原近海を1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいる。
中心の気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっている。
明日30日(月)にかけてやや発達しながら北上。
10月1日(火)は暴風域を伴って、八丈島の南の海上へ進むだろう。
その後、2日(水)は三陸沖を北よりに進み、3日(木)は千島の東海上で温帯低気圧に変わる予想だ。
小笠原諸島は、明日30日(月)にかけて、台風周辺や台風本体の暖かく湿った空気が流れ込み、雷を伴った激しい雨が降る所があるだろう。
予想降水量(多い所)は、明日30日(月)午前6時までの24時間に100ミリ、10月1日(月)午前6時までの24時間に80ミリとなっている。
また、明日30日(月)にかけては、最大風速15メートル、最大瞬間風速25メートルと予想され、風に向かって歩けないほどの強い風が吹くだろう。
土砂災害に注意・警戒し、強風やうねりを伴った高波に注意してほしい。
台風17号は、関東や東北からは離れた所を進む可能性が高いものの、進路によっては台風本体の雨雲がかかるおそれがある。
また、暴風域を伴って近づくため、海上を中心が強まるだろう。
台風18号は、今日29日(日)午前3時現在、フィリピンの東にあってほとんど停滞している。
中心気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、風速25メートル以上の暴風域を伴っている。
明日30日(月)には強い勢力に発達し、沖縄の南を北上するだろう。
発達のピークは10月1日(火)とみられるが、10月2日(水)から3日(木)頃にかけて、暴風域を伴って強い勢力を保ったまま沖縄に接近するおそれがある。
沖縄では台風が接近する前から風が強まり、海上は次第にしけるだろう。
明日30日(月)に予想される波の高さは、先島諸島で4メートル。
10月1日(火)に予想される波の高さは、先島諸島で5メートル、沖縄本島地方で3メートル。
いずれもうねりを伴う見込みだ。
10月1日(火)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、先島諸島で17メートル(30メートル)となっている。
強風やうねりを伴った高波に注意してほしい。
台風の進路等によっては、沖縄本島地方でも10月2日(水)から3日(木)にかけて、暴風や警報級の大雨、警報級の高潮となる可能性がある。
最新の情報を確認し、台風への備えは早めにしてほしい。
台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもある。
沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要だ。
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことだ。
海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがあるので、とても危険だ。
また、台風から離れていても、油断はできない。
天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもある。
波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでほしい。
参照元：Yahoo!ニュース
