今シーズン全国初 北海道の利尻山で「初冠雪」 昨年より25日早い

今日22日、北海道の利尻山で「初冠雪」を観測した。

平年より11日早く、昨年より25日早い観測だ。

今日22日、北海道の稚内地方気象台から、利尻山が「初冠雪」が観測された。

平年より11日早く、昨年25日早い観測だ。

富士山よりも早く、今シーズン全国で初めての初冠雪となった。

北海道の上空には寒気が流れ込み、21日(土)にかけて標高の高い所では雪が降った。

また、今朝にかけて冷え込んだ。

宗谷地方の稚内市沼川や上川地方の下川町では最低気温が0℃未満となり、今シーズン初めての冬日になるなど、冬の便りが続々と届いた。

初冠雪とは、8月1日から翌年の7月31日までに山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで、白く見えることを言う。

初冠雪は初雪とは違い、麓の気象台から山の山頂付近が雪などで白く見えることが条件だ。

山に登って、雪が降っていることが分かっても、初冠雪とはならない。

また、麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはならない。

遠くから見えるくらいの雪が積もり、その後、晴れて、麓から確認できたときに、初冠雪となる。

なお、富士山の初冠雪は、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件だ。

参照元：Yahoo!ニュース