ダウ平均終値、124ドル高の4万861ドル 消費者物価指数の発表受け一時700ドル超下落など乱高下

株式市場をイメージした写真

11日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比124 .75ドル高の4万861.71ドルだった。

11日に発表された8月の米国の消費者物価指数(CPI)を受けて一時700ドル超下落するなど、乱高下した。

米CPIの上昇率は市場予想を下回ったが、食品とエネルギーを除いた指数の伸びが市場予想を上回った。

米国のインフレ(物価上昇)が依然として根強く、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げに踏み切るとの期待が後退した。

金利が高止まりするとの懸念からハイテク銘柄を中心に売られ、ダウ平均は一時4万ドルを割り込んだ。

その後は値下がりした株を買い戻す動きが急速に広がり、半導体大手インテルやネット通販大手アマゾン・ドット・コムなどが上昇した。

IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は369.65ポイント高の1万7395.53だった。

半導体大手エヌビディアが8%高と相場を先導した。

参照元:Yahoo!ニュース