オアシスのチケット高騰、英政府が変動価格制調査へ
英政府は、英ロックバンド「オアシス」が来年、英国とアイルランドで行う再結成コンサートのチケット価格が購入希望者殺到で高騰したことを受け、需要が高まるとチケット価格が上がる「ダイナミック・プライシング(変動価格制)」を調査する方針だ。
オアシスは来年7月からカーディフ、マンチェスター、ロンドン、エディンバラ、ダブリンでコンサートを行う予定。
コンサートチケットは8月31日の発売開始から約10時間で完売した。
英政府は、英ロックバンド「オアシス」が来年、英国とアイルランドで行う再結成コンサートのチケット価格が購入希望者殺到で高騰したことを受け、需要が高まるとチケット価格が上がる「ダイナミック・プライシング(変動価格制)」を調査する方針だ。
ナンディ文化相は1日、公認業者が運営するウェブサイトで「大幅につり上げられた価格を目にするのは気が滅入る」と述べ、チケット販売と消費者保護に関する政府の検証作業では、透明性とダイナミック・プライシングの使用をめぐる問題が含まれる予定だとした。
アーティスト、業界、ファンと協力し、不当な販売行為をなくし、より公平なシステムを構築することができるとした。
パウエル下院院内総務はBBCに対し、正規ルートでチケット2枚購入したが、価格は350ポンド(460ドル)と元々の価格の2倍以上だったと語った。
参照元:REUTERS(ロイター)