サッカー ベルギー主将デブルイネ、「選手よりお金」と統括団体を批判

サッカーのコーナーキックの場所を撮影している人

サッカーのイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー(マンC)所属で、ベルギー代表主将のケビン・デブルイネ(33)が、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)に関し、選手よりも収益を優先していると批判的な姿勢を見せた。

FIFAは2025年大会からクラブワールドカップ(W杯)の方式を変更し、参加チームを32に拡大したことで試合数が増加する。

また、UEFAは今季から欧州チャンピオンズリーグ(CL)などの3大会において、全て36チーム参加にフォーマットを拡張しており、こちらも選手へのしわ寄せが心配されている。

デブルイネは両団体の主催大会で試合数が増加することを懸念しているかどうか問われると、「本当の問題はクラブW杯の後に明らかになるだろう。決勝とプレミアリーグ初戦の間には3週間しかない。だから、8.試合に向けて3週間の休養と準備で挑むことになる」と語った。

そして「問題なのはFIFAとUEFAが試合を増やし続けていること。われわれは懸念を表明できても、解決策は見つかっていない。選手の声よりもお金の声の方が大きいようだ」と述べ、両団体が選手の健康面よりも金銭面を重視していると指摘した。

参照元:REUTERS(ロイター)