JR京葉線 9月1日からダイヤ改正 快速増え東京への速達性復活
JR京葉線は、9月1日からダイヤを改正する。
沿線の自治体などからの反発を受け、東京への「速達性」を復活させる形で、1日7本の各駅を快速に変更する。
JR東日本千葉支社によると、京葉線は平日、午前6時台の上り2本を含む上下7本の各駅が快速に変わり、このうちの一部は、内房線、外房線に直通となる。
東京、蘇我駅間を40分程度で結んでいた通勤快速は復活しないものの、京葉線とつながる内房線や外房線を含め、東京への「速達性」が向上する。
京葉線は2024年3月のダイヤ改正で、通勤時間帯の快速の大半が各駅となり、沿線自治体などから「生活への影響が大きい」などと反発を受けた。
千葉市の神谷市長は、「3月ダイヤから改善された」と一定の評価をした一方で、2025年の3月ダイヤに向けて次のように述べた。
千葉市 神谷俊一 市長「帰りの時間帯や土日祝日の海浜幕張を起点とする快速の復元は十分ではない。3月のダイヤ改正に向けて千葉市の考え方を千葉商工会議所と足並みそろえJRに伝えていくことが重要」
また、熊谷知事もきのうの記者会見で、「経済界や市町村ともやり取りしながらJRとより密に今後に向けても意見交換したい」と述べました。
一方、沿線自治体のうち、9月ダイヤで利便性が低下する習志野市は、停車本数が減る新習志野駅の利用者を粗末に扱う変更などと反発し、JRに対し、「停車本数の充実」を求める要望書を提出するなど不満を示している。
参照元∶Yahoo!ニュース