宮崎市で竜巻とみられる突風 広範囲で停電含め被害 8人を病院に搬送

竜巻の突風をイメージした写真

28日午後11時ごろ宮崎市城ケ崎など大淀川の南部エリアで台風による竜巻とみられる突風が吹いたということで広い地域で停電や窓ガラスが割れるなどの被害が出ている。

宮崎市恒久4丁目に、祖父母と3人で暮らしている女性の家では、飛んだ瓦が勝手口のガラス扉に当たり割れたほか、倉庫が全壊する被害にあった。

(住宅が被害にあった女性) 「竜巻なのか風なのか、ゴーっていう音と雨音とガラスがいろんなとこで割れたりとかする音が主に物が壊れる音が聞こえてきました。少し怖かったです。結構鋭利な大きい破片が飛び散ってたりしたので、近くにいたら危なかった」

宮崎市消防局によると、10歳以下の子供から60代の高齢者まで男女あわせて8人を搬送したという。

搬送された8人は、割れたガラスでけがをしていて、いずれも命に別状はないという。

消防によると、一時、市民からの通報が集中したため、翌日の病院受診を促したものもあり、実際は、このほかにも多くのけが人がいる模様。

参照元∶Yahoo!ニュース