秋田・鹿角市長が「パワハラ」謝罪、研修受講へ 「あった」回答3割

パワハラに悩む公務員の男性

秋田県鹿角市の関厚市長が市職員に対しパワハラが疑われる発言があったとして、近く職員に説明と謝罪の場を設けることになった。

関市長は今後、ハラスメント研修を受けるとしている。

市が7月に職員を対象にアンケートを実施。

回答者の約3割がパワハラやパワハラ的な言動があったと答えた、とする調査結果を市が公表した。

関市長は26日の定例記者会見で「調査結果を真摯(しんし)に受け止め、深く反省したい」と述べた。

アンケートは正規職員の全273人を対象に、匿名で実施。257人(回答率94.1%)が回答した。

報告書によると、パワハラやパワハラ的な言動を受けたことが「ある」が25人、「ないが目撃したことがある」は50人。

回答者全体の29.5%を占め、管理職では51.6%に達した。

具体的な内容については、「俺の言うことを聞かないやつは懲戒免職にしてやる」「退職金をもらえなくしてやろうか」などの発言があったとされる。

「自分が思い描いたストーリー、回答でないと激高する」との記述もあった。

主に、予算折衝の場や市長室での事務決裁などでの発言や対応という。

参照元∶Yahoo!ニュース