自民総裁選、小林鷹之氏が19日にも出馬表明 49歳 中堅・若手から待望論

選挙に出馬する国会議員

自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相(49)=衆院千葉2区=が、9月の自民総裁選への出馬表明を19日にも行う方向で最終調整に入った。

複数の関係者が明らかにした。

党の「刷新」を求める中堅・若手議員から待望論が強まる中、立候補に必要な推薦人20人を確保する見通しが立った。

岸田文雄首相が派閥パーティー収入不記載事件の政治責任を取って総裁選不出馬を表明した14日以降、小林氏を推す自民議員は連日、擁立に向けて協議を重ねている。

解散を決めた安倍派(清和政策研究会)などの中堅・若手を中心に推薦人確保のめども付いた。

小林氏は財務官僚を経て、平成24年の衆院選で初当選し、現在4期目。

政策通として知られ、令和3年には当選3回(当時)の若手ながら初代経済安保担当相として初入閣した。

月刊「正論」8月号のインタビューでは憲法に自衛隊を明記する改憲の必要性を主張。

自身を「保守思想を重んじる政治家だ」と強調している。

解散を決めた二階派(志帥会)所属だが、派閥の枠を超えて保守派の中堅・若手から小林氏の出馬を期待する声が上がっている。

参照元:Yahoo!ニュース