UNRWA職員9人、イスラエル攻撃関与の可能性で解職 国連が公表
国連は5日、パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員9人が、昨年10月7日に起きたイスラエルへの奇襲攻撃に関与していた可能性があるとして、解職すると発表した。
今年1月にイスラエルから関与についての情報が寄せられ、国連が内部調査を進めてきた。
国連によると、調査は19人の職員について行われ、イスラエルが保持する情報を確認したほか、UNRWAの職員や活動に関する情報も集めた。
ただ、「安全上の懸念」から、調査対象の職員には直接面会をしなかった。
また、イスラエル側の情報は同国が管理しているため、多くは国連側が独自に確認できなかったとしている。
調査の結果、19人の職員のうち1人は攻撃への関与を示す証拠が得られず、9人については証拠が不十分だった。
ただ、残る9人については関与していた可能性があったという。
調査は攻撃への関与が目的だったため、職員がイスラム組織ハマスや他の武装グループのメンバーであったかについては結論を出していない。
参照元∶Yahoo!ニュース