パリ五輪 メダリストへ贈られる「報奨金」 競技別に比較 最も高い競技は？

柔道や競泳、スケートボードなどでメダルを獲得した日本代表選手。

現在「金」「銀」「銅」あわせて18個のメダルを獲得している（8月3日時点）。

メダリストには、その栄誉をたたえて日本オリンピック委員会から報奨金が贈られる。

さらに、これとは別に各競技の団体からメダリストに贈られるという。

いったい、選手はいくらもらえるのだろうか？競技別に比較した。

日本オリンピック委員会は、パリ五輪でメダルを獲得した選手に対し、「金」は500万円、「銀」は200万円、「銅」は100万円の報奨金を贈るとしている。

これに加え、競技団体からも選手に報奨金が贈られる。

日本テレビが主な競技を調べてみた。

最も報奨金が高いのは、「ゴルフ」だ。

協会によると、「金」を獲得した選手には2000万円、「銀」は1000万円 、「銅」は600万円だという。

次いで2位は、「卓球」と「バドミントン」だ。

「金」の場合は1000万円 「銀」は500万円 、「銅」は300万円という。

4位は「ラグビー」、5位は「陸上」だ。

日本陸上連盟によると、前回の東京オリンピックでは、「金」を獲得した選手には、2000万円贈られていましたが、コロナ禍以降、財政の悪化などのため、今大会では、「金」は300万円と、大幅に引き下げられるという。

パリ五輪の新競技として注目される「ブレイキン」は5位。

「スポーツクライミング」と同様、「金」は300万円だ。

また、「サーフィン」は「金」で10万円という。

一方で、報奨金がない競技もある。

日本の“お家芸”と称される「柔道」や「水泳」だが、連盟によりますと、これまで通り報奨金はないという。

また、東京五輪から追加された「スケートボード」。

2連覇を達成した堀米選手ですが、競技団体によりますと「予算がないため選手に贈ることが出来ない」という。

選手の功績をたたえる「報奨金」のほか、選手が所属する企業から贈られるケースもあり、一概に比較できませんが、競技団体の財政状況によって、金額に差があることが垣間見えた。

大会後半も、日本代表選手の活躍に注目だ。

参照元∶Yahoo!ニュース