ロケでの事故にMBSテレビ虫明洋一社長「スタッフの増員、ロケ数を減らす」夏の社長会見開催

ロケ地で撮影しているカメラマン

毎日放送(MBSテレビ)が17日、大阪・茶屋町の同局で夏の社長会見を行った。

土曜日朝の情報番組「せやねん!」(前9時25分)で、2月に番組スタッフ、6月にアキナ・山名文和がロケ中に事故が起きたことについて、虫明洋一社長は「同じ番組で2件起こしたということについては、反省しているというところでございます」と謝罪した。

事故後には管理職が制作部員と1対1の面談を行い、課題を浮き彫りにした。

虫明社長は「1つは人気番組を支えているというスタッフのプレッシャー。もう1つは人と時間について余裕がない体制になっていたという反省点があります」と報告。

ロケの準備からロケまでの時間が短かったことや、ロケの過密日程などもあげ、「スタッフの増員や、1日のロケの数を1か所でも減らそうというリアクションを起こしている」と説明した。

同局では再発防止のため、安全確認を徹底。

また管理職による1対1の面談も継続し、スタッフの増員、制作現場の状況に応じて適切な判断を下せる人材の育成、教育を行うことを発表した。

MBSラジオは原厳一郎新社長があいさつ。

今年3月末で50年にわたる平日の生放送を終了した「ありがとう浜村淳です」に代わり、4月からフリーアナウンサー・山本浩之の「ヤマヒロのぴかッとモーニング」(月~金曜・前8時=関西ローカル)がスタートした。

原社長は「若干微減ではありますけれども、非常に若い層が聞いているという結果が出ています。未来に向けてリスナーの世代交代が図られ、将来に光が見えたなというふうに感じています」と分析した。

参照元∶Yahoo!ニュース