日テレ退社の尾崎里紗アナがフリーで再始動「『食』にまつわる仕事に挑戦したい」

フリーランスとして働いている女性

6月末に日本テレビを退社しフリーに転身した尾崎里紗アナウンサー(31)が、7月1日付で芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属し、このほどスポーツ報知のインタビューに応じた。

今回の取材がフリー初仕事。

現在の心境を問うと「退社した実感がすごくあるかと言われると、8割ぐらい。残る2割はまだ局員が抜けないところがあって…」。

謙虚な人柄と親しみやすい笑顔は変わらない。

局アナ時代を振り返り「体力やガッツがつきましたね。笑いに包まれている現場ばかりで免疫力も自然に上がって、ほとんど病気にならなかった」と古巣に感謝するが、退社を決めたのは、ライフスタイルの変化によるものが大きかった。

2019年に大学の同級生と結婚し、22年に第1子男児を出産。

「子供が生まれて、両親への感謝が改めて芽生えるとともに夫と将来の話をする機会も増えた。互いに九州出身で、いずれ福岡に帰って子育てをしてみたいと思うようになって…」。

将来的に故郷で生活する夢に向かって未来予想図を思い描くようになった。

スターダストには共通の知人がおり、局アナ時代から自身の活躍を応援してくれていたことや、同社には福岡営業所があることなどもあり、縁がつながって所属の運びに。

学生時代から「ももいろクローバーZ」のファンだったが「おかげでスターダストという会社にいいイメージしかなくて。インタビューなどでご一緒したこともありますが、この先お会いすることがあったら、ちゃんと先輩にごあいさつしたい」と語った。

当面は東京を拠点に活動する予定。

「すぐ福岡に行くと思われている方もいらっしゃって『まだ行かないの?』となっているかもしれないですが…。

戻る時期は具体的に決まっていなくて、家族の仕事の都合や引っ越しなども考えるとタイミング次第です」。

愛する福岡で暮らす未来のため、関東で着実に足固めをしていくつもりだ。

「ほかの局に足を踏み入れたことがない」と初々しく話す尾崎アナだが、今後挑戦したいのは「『食』にまつわる仕事」という。

食生活アドバイザーの資格も取得し、長男の離乳食は「全部自分で作りたい」と原則手作り。

退社前に出演していた「キユーピー3分クッキング」では講師を質問攻めにするほど食へのこだわりは強い。

「食べる喜びはもちろん、作る喜びも、考える喜びもあると思います。これまでは自分の話をする時間がまずなかったので、そういう部分は今後の楽しみのひとつ。どんな形になるか分かりませんが『食』のことを発信していけたら」と思いを込めた。

参照元∶Yahoo!ニュース