仏当局、エヌビディアの現地事業所を反競争行為の疑いで捜索

大企業をイメージした写真

フランスの競争当局は今週、同国内にある米半導体大手エヌビディアの事業所に対して、反競争行為に関与した疑いで捜索を行った。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が28日報じた。

フランス当局は、「グラフィックスカード分野」の問題と述べた以外、どのような反競争行為があったかなどは明らかにしていない。

また当局は今週の捜索について、クラウドコンピューティング業界において中小の競争者の排除が行われているのではないかとの懸念を巡る幅広い調査を踏まえたものだとも説明している。

WSJは事情に詳しい関係者の話として、エヌビディアがそうした当局の捜索対象になったと伝えている。

参照元∶REUTERS(ロイター)