ロシア、柔道選手を派遣せず 最重量級のタソエフも―パリ五輪

ロシア柔道連盟は28日、同国の柔道選手をパリ五輪に派遣しないと発表した。

柔道　国際オリンピック委員会（IOC）が同日、国を代表しない「個人の中立選手（AIN）」としてパリ五輪出場を許可するロシアとベラルーシの選手を追加で発表。

柔道でロシアが承認されたのは4人で、得ていた出場枠よりも少なかった。

ロシア柔道連盟は「われわれのチームの団結の原則を損ない、ロシア選手の精神を壊すことを目的としたスポーツマンシップに反する選考方法を受け入れない」と非難する声明を出した。

IOCはウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシで出場枠を得たAINについて、参加可否を独自に審査。

軍関係者や侵攻を積極的に支持する選手は除外される。

日本の斉藤立（JESグループ）が出場する男子100キロ超級では、金メダル候補のイナル・タソエフが出場許可された選手のリストから漏れた。

タソエフは昨年の世界選手権でテディ・リネール（フランス）と優勝を分け合った。

参照元∶Yahoo!ニュース