北朝鮮のミサイルは「黄海上空で消失」林官房長官

北朝鮮の国旗を撮影した写真

北朝鮮による「衛星ロケット」の打ち上げについて、林官房長官は、「黄海上空で消失し、宇宙空間への何らかの物体の投入はされていないものと推定をしている」と述べた。

林芳正 官房長官「(北朝鮮は)衛星打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射を強行をしましたが、黄海上空で消失し、宇宙空間への何らかの物体の投入はされていないものと推定」

林官房長官は緊急の記者会見でこのように述べたうえで、「日本の領域への落下や上空通過の可能性がないことが確認されたため、Jアラート=全国瞬時警報システムによる避難の呼びかけを解除した」と説明した。

政府関係者は打ち上げについて「爆発、失敗のようだ」と語っている。

林長官は、今回の打ち上げは国連の安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題であるとして、「北朝鮮に対して、北京の大使館ルートで厳重に抗議し、強く非難した」としている。

参照元∶Yahoo!ニュース