イスラエル軍、ガザ最大の難民キャンプとラファへの攻撃強化
イスラエル軍は13日、パレスチナ自治区ガザ北部のジャバリアに投入した戦車をさらに進軍させた。
住民やイスラム組織ハマスのメディアが明らかにした。
南部ラファでも攻撃を強化している。
ガザにある8カ所の難民キャンプで最大のジャバリア難民キャンプ中心部に向かって戦車が進もうとしている。
住民によると、戦車の砲弾が中心部に着弾したほか、空爆によって家屋群が破壊された。
住民や医療関係者によると、キャンプへの夜間空爆で数人が死傷した。
爆撃の激しさのため、いくつかのエリアには医療チームを送ることができていないが、死者が出ているという。
一方、エジプトとの境界に近いラファでは、イスラエルが市東部地域への空爆と地上砲撃を強化し、ブラジル地区の家屋への空爆では複数の死者が出た。
住民によると、イスラエル軍の戦車は市東部を二分するサラフディン・ロードを封鎖。
ラファ東部は「ゴーストタウン」のままだという。
激しい戦闘が報告され、住民はイスラエル軍の部隊と戦車をラファ南東部で目撃したと語った。
参照元∶REUTERS(ロイター)