高校生の獲得に各社必死 求人倍率がバブル期超え 超売り手市場

履歴書を記載している人

2024年2月、日経平均株価がバブル期の水準を超えましたが他にもバブル期を超えたのが「高校生の求人倍率」。

若い人材を獲得しようと企業も力を入れている。

懸命にアピールする参加企業。

背景にあるのが求人倍率の高さだ。

大阪府における高校生の求人倍率は7.72倍。

バブル期を超え、過去最高。

少子化やコロナ禍が明けて経済活動が活発化したことで、高校生の就職市場は空前の『売り手市場』。

高校生の就職活動が本格化するのは7月からですが、バブル期超えの状況にすでに人材獲得競争は熱を帯びている。

【来場した高校生】「医療関係とか運送業を見ていけたらいいなと思います」
「(Q:重視することは?)僕は働きやすさ」「(Q:企業に何を求める?)なんでも言い合えるような雰囲気があったらいいな」

一方、9日発表された名目賃金は27カ月連続で増加したものの、物価高の影響で実質賃金は減少している。

給料が気になるのは高校生も同じ。

【来場した高校生】「やっぱり給料がよくないと遊びにいけないので」「給料が高い方が休みが少なくても(いい)」

ただ高校生の就活はおよそ2ヵ月と期間が短く、およそ半数の学生が企業の情報を1社しか見ずに就職を決めるため、離職率が高くなる傾向があるという。

参照元∶Yahoo!ニュース