女性職員が養生テープで利用者の目や口をふさぐなどの虐待行為か 和歌山県の障害者施設 理事長が会見

介護している人

和歌山県にある18歳以上の障害者が入所する施設で、職員の1人が利用者に虐待行為をしていたとして、施設の理事長が会見を開いた。

虐待行為があったのは和歌山県上富田町にある障害者支援施設「南紀あけぼの園」。

運営する法人によると、和歌山県上富田町にある知的障害者の支援施設「南紀あけぼの園」の30代の女性職員は今年1月、就寝時間の前に大声を出していた入居者の目と口を養生テープでふさいだという。

女性職員はその様子をスマホで撮影し同僚に送っていたといい、2月に別の職員が園長に報告したことで発覚した。

職員は他にも別の入居者に平手打ちをしたり、部屋に押し込めたりしていた。

職員は園の聞き取りに「虐待とわかっていた」と話し、動画を送ったことについては「こんなの撮ったので見せたかった」と説明しているという。

園は10日、女性職員を懲戒解雇にし、県も監査に入ることになっている。

参照元∶Yahoo!ニュース